皆さんこんにちは。
結婚相談所代表カウンセラーの池田淳一です。

仮交際から真剣交際へステップアップし、そして成婚というゴールへ進みます。
仮交際は複数の交際もOKですが、真剣交際はお一人に絞って交際となります。
真剣交際は成婚へ向けてお一人と向き合うステップということになります。

それでは、無事成婚へゴールするために、真剣交際をどのように進めたらいいのでしょうか。
大きく３つのチェックポイントがあります。
今回それぞれ具体的にお伝えしたいと思います。

チェックポイント1　将来に対するすり合わせ

結婚したらどのような家庭生活を送りたいかは、人それぞれです。
こんな家庭生活が理想だなと色々と希望があります。
お互いの理想が合えばいいですが、大きく異なる場合、一緒に生活を営むことは難しくなってしまうこともあります。
結婚後に、やはりこの人とは無理、ということになったら、お互いが不幸です。
そうならないように、お互いの考えをよく話し合い、価値観を確認し合い、将来のすり合わせをすることが大切になります。

具体的には、これからの「仕事」「住居」「お金」「子供」「家族」「結婚式」「宗教」「健康状態」など価値観の大きなズレがないか確認します。

①仕事のこと
・今の会社で定年まで働く考えか
・女性は結婚後・出産後、仕事を続ける考えか
・家事・育児の分担について
・転勤の有無
・転職を考えているか

②住居のこと
・住む場所はどこにするか
・住居形態（一戸建て・マンション、賃貸・購入）はどうするか
・将来の親との同居の有無

③お金のこと
・お互いの収入や貯金額
・ローンや借金の有無
・金銭感覚
・家計管理の担当
・生活費・お小遣い

④子供のこと
・子供は欲しいかどうか
・欲しいならいつ頃何人くらいか
・教育方針について

⑤家族のこと
・両親との関係性
・親戚づきあいの有無
・将来親の介護について

⑥結婚式のこと
・結婚式の有無
・どんな式にしたいか

⑦宗教
・本人
・家族

⑧健康状態
・身体面
・精神面
・既往歴

結婚後に、こんなはずじゃなかったのに、とならないために、真剣交際の間によく確認し合っておきましょう。

チェックポイント2　親への挨拶

恋愛は個人同士がするものですが、結婚は家族同士が結びつくものです。
これから先の長いお付き合いを考えても、最初の一歩は大切にしたいところです。

親への挨拶のタイミングは、プロポーズの前と後とどちらが正しいとかはないですが、プロポーズ前に挨拶が必要と考える親もいらっしゃいます。
前もって親へ紹介する必要があるか、ふたりで相談しましょう。
プロポーズ前の場合は、まずは真剣に交際していることを伝える挨拶をし、プロポーズの後改めて結婚の挨拶をします。
挨拶をきちんとすることで責任を持ってお付き合いをしていると親も安心し、親公認のカップルとして親交をより深めることもできます。
プロポーズ後の場合は、まずはお互いの明確な結婚の意思を確認し合い、お互いの気持ちをしっかりと認識した状態で結婚のお相手として親に紹介します。

挨拶の日程は、お互いの準備を考えて余裕を持った日にちを設定しましょう。
お会いする理由を事前にそれとなく伝えておいてもらうと当日もスムーズです。
手土産の準備も忘れずに。
なお、親が遠方に住んでいて、すぐにお伺いするのが難しい場合、まずはオンラインで挨拶をされた会員様もいるので、そのような方法もいいと思います。

チェックポイント3　プロポーズの準備

プロポーズは、女性にとっては憧れや期待に満ち溢れた瞬間であり、男性にとっても一世一代の大イベントになります。
大切な人のためにも必ず成功させたいものです。
プロポーズで大切なのは、当日を迎えるまでの入念な準備です。
期日を決め、逆算して動いていきます。

• 決行日は？
• どんなプランで？
• 婚約指輪は？
• プレゼントは？
• 場所はどこで？
• プロポーズの言葉は？

プロポーズが2人にとって一生の思い出に残る素敵なイベントになるようにタイミングやシチュエーションなども入念に考えます。
この人と結婚できて幸せと喜んでもらえる最高の日にしましょう。

真剣交際で確認する まとめ

真剣交際で二人の結婚の意思が確認できたら、成婚退会へ進むことになります。
無事成婚にゴールするために、真剣交際をどのように進めたらいいのかお分かりいただけましたでしょうか。
真剣交際は話し合える関係作りが大事です。
自分はこう思うんだけど、あなたはどう思うと、ふたりで将来についての考えを話し合い、イメージを共有しましょう。
そうすることで、末永い良好な関係で結婚生活を送っていけることでしょう。